外観のリニューアルや
現代的な機能を付加する改修工事
小学校の大規模リフォーム
一部の特殊な建築や歴史的構造物を除いて建物の外観や機能は時代の移り変わりとともに周辺の景観とそぐわなくなってきたり、住まい手のライフスタイルに対応することが難しくなってきます。これらの建築物は取り壊されて新しく建てかえられるか、リフォームによって外観をリニューアルし、現代的な機能を付加することにより建物のライフスタイルを延長させることが求められます。 門真市立四宮小学校の大規模改修工事は、1965年にRC工法によって建築された小学校で、1995年から3期に分けて大規模な改修を行ったものです。
改修工事前
改修工事後
学校教育の施設であるこの小学校の工事にあたって、次のような問題点が検討されました。
1. 工事中も使用される小学校の校舎であるため、決められた期間で工事を完了させなければならない。
2. 建物が古いため、もともとの図面 にない補強がなされていたり、躯体精度が悪いために既設建物と合わない部分があり、図面 と違う納め方をその場で検討しなければならない。
3. 工事範囲を1部分使用しての作業となるため、ほこりや安全面 、騒音、振動などにより、日程や工事時間が制限される問題。
玄関ホール
玄関ポーチ
工事行程表
これらの問題点を以下のような対策のもとに着手しました。

1. できるだけ現場作業を少なくし、工場の製作物を取り付けるなどの工法の採用。
2. 左官工事や塗装を少なくし、ボード貼り、クラス貼りなど作業工程が迅速で単純な工法を取り入れること。
3. 各作業の完了日、時間を厳守させるために綿密な工程の打ち合わせの実施。

このような建物のリフォームで大切なことは計画図面 と実際の建築物の現状状況との間に食い違いが発生することがあり、それらの対応をいかに迅速に対処するかということです。これらの原因としては躯体の疲弊、長期間使用している間に発生する構造物の歪みや変型、さらには図面 上にない部分的な補強や改修などによるものがあげられます。
そこでこの工事では、既設の状況をもとにして図面 との関係をチェックし、それをもとに基準の墨を出すという方法を導入することによって、発生する一つひとつの問題点を解決していったのです。また工期の問題は、工事の内容を十分に把握し、理解したうえでの計画と工程管理の徹底をはかることによって期間内での竣工を実現することができました。
男子便所
理科室
図工室
 
       
施工事例:
門真市立四宮小学校 門真市
 
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